我が家は、そろそろ家を建てようと思っています。家を建てるとなると、どこにこだわるのかというのも重要です。私が住んでいる地域は大きな地震がくると言われている地域です。やはり地震に強い家を建てたいと思うのですが、外観が個性的でオシャレな輸入住宅にも、魅力を感じます。外観はもちろん家の中の設備も、輸入住宅は特徴的で素敵なものが多くあります。金銭面のこともありますので、ゆっくり検討していきたいと思っています。
【書評】児童書
小学2年のまりちゃんは悩んでいる。「パパが家にいるのと、ママが家にいるのと、どっちがいいか」
まりちゃんのママは会社で働き、パパはおうちで家事をする、いわゆる「主夫」。1年のときにはママが授業参観に来てくれた。ところが今年は、ママは会社を休めずパパが参観に。
教室にはずらりとお母さんが並ぶ。その中に、まりちゃんのパパ。「かっこいい!」と誇らしく思っていたのだが帰り道、友達に「どうして、ママがこなかったの?」「まりちゃんちのパパ、なにしてるの?」と質問攻めにあう。「家にいて、家のことしてる」。掃除も洗濯も料理も上手なパパだと鼻高々に語るのだが、「まりちゃんのパパ、女みたいだから」という友達の一言で、まりちゃんの気持ちは一気にしぼむ。
その日からまりちゃんの気持ちは揺れ動く。ママとパパ、どっちが家にいたらいいのか。ママかな。でもきれいにお化粧して会社にいくママも大好きだった。パパもママも2人とも会社に行けば公平じゃない? “お母さんの仕事”をやっているパパはやっぱり「女みたい」だろうか。
本書が最初に出版されたのは23年前。今回、加筆して絵も描き直して出版された。当時、まりちゃんの家はとても珍しかっただろう。でも今や、小学校の授業参観も、幼稚園や保育園の送迎も、小児科の待合でも、パパの姿を見かけることは本当に多くなった。まりちゃんのパパは今なら“イクメン”。時代は変わりつつある。
でも小学校に入れば、「うちはよそと違う」という悩みの一つや二つは、持ち上がるはず。そんなとき、どう乗り越えていくのか。揺れ動きながら、両親や友達とのやりとりを通して成長するまりちゃんの姿を丁寧に描いた本書は、親子どちらにとっても、大事な一冊になりそう。(文・石井睦美、絵・あおきひろえ/BL出版・1260円)
評・岸本佳子(文化部)
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【著者に聞きたい】津田直さん
「ヨーロッパの西の端で、キリスト教が伝わる以前の、自然が信仰の対象だった先史時代に思いをはせています。古代の人々は何を見て、何を思想したのか、と」
こんな風に語っていたのは一昨年の暮れ。足かけ1年かけたアイルランドでのフィールドワークを、1冊の作品集に結実させた。
世界中を旅し、主に風景を被写体とする写真家。撮影しているのは「現在」なのに、その作品はいつも時空を超えた深遠さをたたえている。
アイルランド北西部、先住民族が立った島の断崖(だんがい)。彼らが見ただろう大西洋の海原。石を積み上げた聖跡の数々…。「4千年ほど前のかたちが、手つかずのまま残っているんです」。写真はここで人が確かに暮らし、祈っていたという気配を濃厚に伝えてくれる。
旅のきっかけの1つは、祖父が遺(のこ)した1枚のパノラマ写真だった。「僕が生まれたとき、祖父の家が首都ダブリンに近い街ウィックローにあったのです。幼少のころ夏を過ごした記憶と重なり、写真はその家の窓から撮ったものではないかとピンときた」
アイルランドに渡って3日目、その家は見つかり、自身の「記憶の始まり」を無事つかまえた。が、言葉のない先史時代の記憶は、そう簡単につかまえられない。現地の考古学者らが積み上げてきた調査を参考に、自分で地図を作成。途中で車をあきらめて自転車に乗り、岩場で自転車がダメになると、道なき道を歩いた。個人の敷地にある「知る人ぞ知る砦(とりで)」に、手漕ぎの舟でたどり着いたことも。
すべて6×17という特殊なパノラマサイズで撮影。カメラにファインダーがないため、自分の正面にカメラを構え、身体感覚で撮る。写真集のデザインも、横長で上綴(と)じというユニークなもの。「僕のこだわり。左から右へ送るように見るのではなく、真っ正面で受け止めてほしいと思ったから」(赤々舎・5250円)
黒沢綾子
【プロフィル】津田直
つだ・なお 昭和51年、神戸市生まれ。国内外で個展を開くなど活躍。昨年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。作品集に『SMOKE LINE』『近づく』など。
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2011
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August
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